ケアマネ試験を頑張っている受験生へのブログ

ケアマネ試験勉強をいかに効率良く、受験生活を楽しみませんか?

第24回ケアマネ本試験 問題解説(保健医療サービス分野)問題38

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こんにちは

昨夜は、講師仲間での勉強会がありました。

インプットしたものをアウトプットし、

フィードバックを頂く貴重な時間です。

インプットし、アウトプットは、ブログでも出来ますが、

フィードバックは、中々出来ません。

新人さんからベテラン講師までいますので、

それぞれの立場から色んな意見を聴くことができます。

他の講師の良いところを取り入れたり・・改善点等話し合い

講師同士が学ぶ場です。

昨日もあっという間の90分でした。

勉強会が終わった後に、必ず私がすることは、振り返りです。

良かったこと、改善すべきこと、足りない知識をノートにまとめます。
    ↑
  ※ここが大事


今日の問題は、

【問題38】 高齢者の病状・病態について適切なものはどれか。3つ選べ。

1.喘息や心不全による呼吸困難では、起座呼吸で病状が楽になることが多い。

2.心筋梗塞の症状には、必ず強い胸痛がみられる。

3.脚の骨折で多い部位は、骨幹部(骨の中央)である。

4.寝たきりの高齢者は、吐いたものが気管や肺に入り、誤嚥性肺炎を起こすことがある。

5.急激に浮腫が出現した場合には、心不全の増悪なども考えられる。


【解答:1.4.5 】

1.正しい
起坐呼吸で呼吸が緩和される理由としては、座位になると横隔膜が下がると肺の収縮がスムーズになり、気道分泌物を喀出しやすくなります。

また、心不全の場合、臥位になることで肺循環血液量が増加するため呼吸困難が起きます。

起座呼吸にすることで肺うっ血の軽減や肺活量が増加し呼吸が楽になります。


2.誤り
心筋梗塞の自覚症状は、長引く前胸部の痛み、締め付け感が典型的ですが、高齢者では、自覚症状が非定型的なため発見や診断が遅れることが多いです。

例えば:「何となく元気がない」「食欲がない」「肩や首、おなかの痛みを訴える」など、いつもと違う変化にも注意が必要ですね。

3.誤り
骨折は、転倒に伴って高頻度にみられます。

加齢に伴って、骨密度が低下し、人それぞれ違いはありますが軽石状態になります。(骨粗鬆症)ですね。

【高齢者に多い骨折 ④】

1.足の付け根の骨折(大腿部頸部骨折)
2.手首の骨折(橈骨遠位端骨折)
3.肩の骨折(上腕部近位端骨折)
4.腰の骨折(腰椎圧迫骨折)

4.正しい
寝たきり高齢者の場合は、吐いたものが気管や肺に入り込んでしまい、誤嚥性肺炎窒息可能性がありますね。
吐き気があるときには身体を横向きにして、上の脚を曲げ下になった脚を伸ばして寝かせると、吐物の誤嚥を防ぐことができます。

5.正しい
浮腫は、皮下組織に余分な水分が貯留している状態です。

水分は重力で下がるので、浮腫はまず足から生じる場合が多いですが、寝たきりでは背部や仙骨部などに生じます。

下腿前面や仙骨部などの骨が皮下にある部位を指で圧迫し、指をはなした後に、へこんでしばらく戻らないのが特徴です。

急激に浮腫が出現した場合には、心不全の急性増悪などが考えられます。

心不全では、毎日の血圧、脈拍、体重測定が非常に大切です。


【編集後記】

今日のコラム

「やり直す勇気を」

どんな事でもいつでもやり直すことは出来る。

やり直す勇気を持てば、自由にチャレンジできる。

「仕事で失敗したなぁ~」と気づいたらやり直す。

改善すればいいんです。

勉強だって同じ

「今回のケアマネ試験 点数が微妙だなぁ~」

合格発表が近づくにつれて心配される方もいるかも知れません。

考え方によって、「もう一度、基礎からやり直そう」

思えば、色んなところから情報が入って「やる気スイッチ」

「ON」になります。

ケアマネ試験は、1年に1回しかないけど・・

また、翌年も試験は受けれます。

どこがダメだったのか改善し

「やり直す勇気」をもって欲しいと思います。

12月から週1回 1時間 オンライン授業を始めます。


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*昨日でで福祉分野の解説は終了しました。

第24回ケアマネ本試験 問題解説(保健医療サービス分野)問題37

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こんにちは

先週ブログの中で話していた、給湯器の交換の工事をしています。

約30年になるから配管なんかももろくなっているね。

朝早くから来て工事してくれている。

こんばんは、暖かいお風呂に入ることができる。

「しあわせだなぁ~」と実感すると思う。

当たり前に思っているでも、「幸せだなぁ~」と感じ生活していると、

どんどん幸せが寄ってくる。本当、不思議ですよ。

貴方は、どうですか?


今日の問題は、

【問題37】在宅医療管理について正しいものはどれか。3つ選べ。

1.在宅中心静脈栄養法は、点滴栄養剤を中心静脈に直接入れる方法である。

2.在宅自己注射は、家族以外の訪問介護員も行うことができる。

3.経鼻胃管は、定期的に交換する必要はない。

4.悪性腫瘍疼痛管理では、身体的側面だけでなく、精神的側面からも考えることが重要である。

5.人工呼吸療法には、侵襲的、非侵襲的に行うものの2種類がある。


【解答: 1.4.5 】

※ポイント

*在宅医療管理の問題は、毎年出題されています。

*医療的知識がなくても、ポイントを抑えていれば解ける問題ではなかったでしょうか?

*在宅で介護をしている方が多いので、ケアマネさんも必要な知識はもっておかないといけないと言う事ですね。


1.正しい
在宅中心静脈栄養法とは、中心静脈にカテーテルを入れ点滴栄養剤を直接血管に入れる方法です。

他にも、皮下に埋め込みポートがあります。

2.誤り
在宅自己注射は、利用者自らが、病気の治療のために在宅で注射をする方法で、介護者(家族)が代わって行うこともありますが、訪問介護員は医行為にあたるため行うことは出来ません。

3.誤り
経鼻胃管は、チューブを入れたら入れっぱなしではないです。
経鼻胃管の交換は、1か月をめどに交換します。(右鼻、左鼻と交互に交換します)

【留意点】
*鼻や喉の違和感・・・嫌がって管を抜いてしまう
*しやっくりや咳等・・・自然に抜けてしまう
*鼻腔などに潰瘍ができる・・固定テープの場所の工夫
4.正しい
悪性腫瘍疼痛管理とは、いわゆるがんの痛みの対応のことをいいます。
痛みへの対応は、身体的・精神的・社会的・霊的な痛み4つの視点で考え支援していくことが大切ですね。

5.正しい
人口呼吸療法とは、何らかの原因によって呼吸する力が弱くなった利用者に対し、人工呼吸器によって呼吸の補助を行い、酸素の取り込みと二酸化炭素の排出を促すものです。

呼吸療法には、2種類あります。

*気管の中に管を入れる侵襲的(体の負担が大きいという意味)なもの
*マスクなどを装着する非侵襲的なもの2種類に分けられます。

長期間行う必要がある場合には、気管切開を伴った侵襲的陽圧換気法が多いです。
(例えば、ALSの人をイメージされると分かりやすいかと思います)


【編集後記】

今日のコラム

常にある現実に面と向かって

まともなことをしていればいいの。

今の自分で勝負する。

今の最高な自分に、良いことをひとつ

また、ひとつ足していくんだよ。

そしたら、誰でも
何でも上手く行くんだよ。

斎藤一人さん

ですが、目の前の現実から逃げていては、

先に進むことは出来ません。

いくら、目標を持ってもブレーキがかかります。

負のスパイラルから抜け出すには、

今の現実を受け止めて

そこから自分はどうしたいのか?

何がしたいのか?

自分はいったい何者なのか?

考えてみると良いと思います。

そこがしっかりと固まれば、後はレールに乗って

進んでいくだけ・・

自然とそうなっていきますよ。


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*今日で福祉分野の解説は終了しました。

*明日からは、介護支援分野の解説になります。

第24回ケアマネ本試験 問題解説(保健医療サービス分野)問題36

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おはようございます。

朝が寒くなって、お布団から出るのが辛くなりますね。

早起きの習慣を身につけると、苦にならなくなります。

今日も5時起きです。

習慣というものは、中々身につかない(90日はかかると言われています)

それを、崩すのはたった1日です。

良い習慣は、是非続けていきたいですね。


今日の問題は、

【問題36】感染予防について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1.すべての人が感染症にかかっている可能性があると考え、感染予防に努める。

2.症状のある人だけマスクを着用して感染予防に努めればよい。

3.手洗いでは、指先、指の間、親指、手首を洗い忘れないようにすることが基本となる。

4.マスクや手袋、エプロンやガウンはできるだけ節約し、使い回すように心がける。

5.高齢者は、一般的に感染症に対する抵抗力が低下していることを前提とする。


【解答:1.3.5 】


※ポイント

*感染予防、感染症の問題は、毎年出題される頻出項目です。

*特に、標準予防策については、文言を変えて何度も出題されています。

*感染経路の問題は、今回は出ませんでしたが頻出です。

*2.4の問題も頻出です。

1.正しい
感染予防は、標準予防策(スタンダード・プリコーション)は、すべての人に実施する感染対策です。

利用者・入所者全員の感染症の有無を正確に把握することは不可能であるため、すべての人が感染症にかかる可能性があると考え、感染予防に努めます。

「すべての人の血液、すべての体液、分泌物、排泄物、創傷のある皮膚、粘膜には感染性があると考えて取り扱う」規定されています。

2.誤り
感染症と診断されていなくても、咳やくしゃみなどの症状がある人は、誰もがマスクを着用して感染予防に努める必要があります。

新型コロナウイルス感染予防の為、常時マスクを着用することが当たり前の日常に変化しました。

マスクをしていない人の方が、逆に少なくなりましたね。

3.正しい
手洗いは、設問のとおりです。
手指衛生とは、手洗い速乾性擦式手指消毒液(アルコール製剤など)による手指消毒のことをいいます。

「1ケア1手洗い」「ケア前後の手洗い」感染対策の基本です。

4.誤り
利用者や利用者の周囲の環境物品などの接触で、手指を介して伝播します。手指衛生を励行(れいこう)し、嘔吐物や排泄物等の接触が予測される場合は、手袋、ガウン又はエプロンを着用し、ケアが終了したら速やかに個人防具は破棄する。感染拡大のリスクを防止が必要です。

5.正しい
高齢者は、若年者より免疫力が低下しているため、感染症に対する抵抗力が弱いです。
なかでも要介護状態のある高齢者は、呼吸器感染症尿路感染症などをはじめとした感染症を発症することが多くみられます。
ケアに当たる際には、食事前後の手指衛生排泄介助後などは、流水と石鹸による手洗いの後に手指消毒を行い、感染防止に努めることが求められます。

【編集後記】

今回の問題は、比較的簡単な問題では無かったかと思います。

実際の介護現場でも、意識して利用者さんのケアに努めて欲しいと思います。

11月半ばに入り、インフルエンザの予防接種を行っている職場も多いのではないでしょうか?

一人ひとりが意識して、感染拡大を防いで欲しいと思います。

12月からオンラインで、受験対策講座を開始します。

ケアマネ受験勉強を何から手を付ければ良いのだろうか?

そんな声がチラホラ聞こえてきます。

ケアマネ受験勉強をするにあたって、どう取り組めば「合格」を手にすることができるのか?

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後、2問で終わり

第24回ケアマネ本試験 問題解説(保健医療サービス分野)問題35

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おはようございます。

昨日は、久しぶりに実家に帰省しました。

田舎なので、自然豊かで波の音を聴きながらエネルギーをチャージしました。

今朝は、早朝会議 5時半からです。

1時間前から起きました。毎週月曜日に開催するようです。

朝一番は、頭もさえて会議をするには良いですね。

その後は、勉強会が引き続きあります。


今日の問題は、
【問題35】栄養に関するマネジメントについて正しいものはどれか。3つ選べ。

1.高齢者は、若年者に比べてエネルギー摂取量が少ないことを当然の前提とする。

2.低栄養状態の徴候には、筋肉量の減少、血清たんぱく質の減少などがある。

3.低栄養状態は、フレイルや要介護状態の要因の一つである。

4.認知症高齢者については、異食、盗食などの摂食行動の有無を把握する。

5.高齢者の摂食・嚥下障害は、栄養過多を引き起こすおそれがある。


答え【2・3・4】


※ポイント
*栄養に関するアセスメントですが、色んなキーワードが出てきましたね、

*低栄養、フレイル、摂食・嚥下障害、認知症等ありましたが、難しい問題ではなかったと思います。


1.誤り
一般に、高齢になるほど栄養不足が問題となって、高齢者ではエネルギーの消費が少なくなるため、身体がエネルギーを必要とせず食欲が低下します。しかしエネルギー摂取量が少ないことを当然の前提とすることは誤りとなります。

2.正しい
低栄養状態の症状には、体重減少、骨格筋の筋肉量や筋力の低下などがあります。また血清中に含まれるタンパク質の総量を血清総たんぱくといい、この血清アルブミンやは低栄養の指標となります。

【低栄養指標】
BMI (体重)
*血清アルブミン
上腕三頭筋皮下脂肪厚(下腿周囲長)


3.正しい
高齢者が低栄養状態になると、生活機能は低下、免疫力の低下がして感染症にかかりやすくなったりするなどQOLは、著しく低下します。さらに、筋肉量の減少、基礎代謝の低下、消費エネルギー量の低下、食欲低下も伴うことから、負の循環を招きやすく、進行すると虚弱(フレイル)や要介護状態の大きな要因の一つです。
フレイルとは
①体重減少②筋力低下③疲労感④歩行速度⑤身体活動の5項目の中で、3項目以上に該当する場合をフレイルといい、体重減少や筋力低下などは低栄養と深く関連しているためこの設問は正しいとなります。

4.正しい
認知症高齢者のBPSDには徘徊・作話・妄想・幻覚・睡眠障害・異食などがあります。異食や盗食などの摂食行動の有無を把握することは認知症症状の観察をする上で必要となります。

5.誤り
摂食・嚥下障害とは、摂食・嚥下のプロセスのどこかに、問題が生じていることを言います。食物を認識できない、咀嚼から嚥下機能など各プロセスでの障害が起こると、食事摂取量の減少や、低栄養状態を引き起こす可能性があります。設問では、栄養過多と言っていますので、誤りになります。


【編集後記】

「知ってるつもり」をやめるだけで

一気に道が開けるはずです!


ケアマネ受験においても同じことが言えます。

「知っている」「出来る」別物です。

勉強会に参加して、「あ~、なるほど勉強になりました」

という方が多くいます。

実は、その後が大事なのです。

勉強会は、1日のうちほんの僅かです。

インプットしたものをアウトットする。

復習し、反復する。

多くの受験生がしていないのが現状。

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後、3問で終わり

第24回ケアマネ本試験 問題解説(保健医療サービス分野)問題34

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おはようございます。

朝起きて、バリスタでコーヒーを淹れ、香りを楽しみながらゆっくりと時間を楽しむ。

毎朝5時前に起きるようになってから、夜寝るのが早くなって健康的になった感じです。

歳のせいか? 何度か目が覚めてしまうんですね。時間を気にしてか・・・

熟睡出来ていない感じがします。たまに、お昼寝を15分ほどしてます。


今日の問題は、

【問題34】高齢者にみられる疾病・病態について適切なものはどれか。3つ選べ。

1.誤嚥性肺炎の予防には、嚥下機能のみを維持すればよい。

2.大腿骨頸部骨折は、寝たきりの原因となりやすい。

3.薬の副作用によるふらつきにより、転倒を起こすことがある。

4.排泄物による皮膚の湿潤が加わることで、褥瘡が生じやすくなる。

5.褥瘡ができた直後から約1~2か月の時期を急性期と呼ぶ。


答え【2・3・4】


1.誤り
【嚥下のプロセス ⑤】
①先行期(認知期)・・食物を認識する
②準備期・・飲み込みやすい形状にする。
③口腔期・・咽頭に送り込む
咽頭期・・食道に送りこむ
⑤食道期・・胃に送り込む
誤嚥が生じるのは、④咽頭期です。
嚥下反射により、食物が気道に入らないように、気管の入り口が閉鎖されます。
加齢とともに筋力低下や知覚障害のため嚥下反射、咳嗽反射などが低下・遅延し、その結果嚥下がうまくいかず誤嚥を引き起こします。


飲み込む力食事の際の体位(姿勢)なども嚥下に大きく影響しますので、誤嚥性肺炎の予防には、嚥下機能のみだけでなく様々な要因がありますね。

2.正解
寝たきりになる主な原因は、脳卒中認知症、骨折・転倒といわれています。
【高齢者の代表的な骨折後発部位④】
①大腿骨頸部骨折
②脊椎圧迫骨折
③上腕骨近位部骨折
④橈骨遠位端骨折となっています。

3.正しい
転倒の主な原因は、加齢に伴い身体機能が低下や、薬の副作用、運動不足などがあります。
また加齢によりいくつもの疾患を抱え、何種類もの薬を飲んでいる人も少なくありません。
薬の作用・副作用によって立ちくらみやふらつく症状が出るなどして転倒を起こすことがあります。


4.正しい
褥瘡の発生の全身的要因は低栄養や体格(やせ)、浮腫、骨突出、日常活動性の低下、骨粗鬆症、糖尿病、認知症、易感染性を生じやすい薬の使用(ステロイド抗がん剤)などがあります。
また局所的要因として、加齢による皮膚の脆弱化、摩擦やズレ、失禁や発汗などによる皮膚の浸軟(湿潤した状態)や汚染、皮膚疾患などがあげられます。

5.誤り
褥瘡ができた直後から1~2週間を「急性期」、それ以降を「慢性期」と呼びます。


【編集後記】

今日の問題は、介護現場で仕事をされている方にとっては、得点できる問題ではなかったでしょうか?

保健医療サービス分野は、医療的な知識は深く勉強しなくても、ポイントをしっかりと抑えていれば得点できます。

しかし、現場では、利用者さんの急変に気づける知識は必要です。

ケアマネさんは、利用者さんと一緒に受診同行が、4月から出来るようになりました。

その際にも、ドクターの話を理解し、意見を求めることもあります。

利用者さんが、ドクターの意見を理解できていなくて、ケアマネが説明する場面も想定されます。

利用者さんの病気のことを知っていなければ、今後予測されるであろう経過を知ることができます。

苦手と思わず、ケアマネになったら知っていないと困ることもあります。

高齢者に多い疾患は、理解しておきましょう!

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第24回ケアマネ本試験 問題解説(保健医療サービス分野)問題33

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おはようございます。

昨夜からスタートしたゼロ固めプログラムです。

オリエンテーションで、「実力テスト」を行いました。

介護支援分野 125問を約40分くらいで解きます。

一問一答形式の◯❌式です。

受講生さん、講師も問題を同じように解きますよ。

詳しくは、『編集後記』でお話しますね。


今日の問題は、

【問題33】診療や治療について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1.医学的診断のプロセスでは、主訴の前に、家庭歴や既往歴の聴取を行う。

2.診察や検査は、患者の身体的負担が小さいものから行うことが原則である。

3.治療は、診断に基づいて行うことが重要である。

4.最も治療効果の高い治療法を常に選択する。

5.介護支援専門員は、医学的な立場から治療法について助言すべきである。


答え【2・3】


*ポイント

最近の傾向として、いろんな角度から問題が出ていますね。
23回では、EBMとNBM、インフォームド・コンセント、予後予測など
22回では、インフォームド・コンセント、介護支援専門員の業務など



1.誤り。
医学的な診断のプロセスは、通常、主訴(患者が最も困っている症状)と現病歴(主訴にかかわる病状の経過)の聴取に始まり、既往歴(過去の病歴)や家族歴(家族的に発症巣やすい病気)を確認しつつ、身体診察や検査を通じて病気を診断していきます。まずは、患者さんからの主訴を聞くことから始まりますね。
主訴の前に家族歴や既往歴となっていますので、誤りになります。

2、適切
診察や検査は、患者の負担が少ないものから行うのが原則です。
負担や侵襲(身体を傷つけるような処置)が大きい検査の場合は、患者自身がその必要性や負担(苦痛や危険)について理解した上で検査を受ける必要があります。

まずは、簡単な検査を行い、そこで異常が出たた場合に、さらに踏み込んで精密検査を行いますね。

医学的診断のプロセス
①病歴聴取(主訴、現病歴、既往歴、家族歴)及び身体診察、
②検査の必要性の説明と同意の取得(インフォームドコンセント)、
③検査の実施、
④診断確定、結果・予後の説明と治療の説明(インフォームドコンセント)、
⑤治療開始 となっています。

インフォームドコンセントは、治療方針を決定する際にも必要で、患者は自分の病気の内容を知り、それに対してどのような治療を受けるか、受けないかを自己決定する権利を持っています。

3、適切
診断せずに、いきなり治療はしませんね。
例えば、眼科に行って視力測定や診断もせず、眼鏡の処方箋を出しませんよね。
視力検査して、医師の診断の元に眼鏡処方箋を作成しますね。
それと、同じです。


4誤り
医師から診断を受けた結果、治療法を選択するのは本人です。
治療効果の高い方法を選ばないことも十分にあり得ます。
本人の意思によって決定されるもので、最も治療効果の高い方法が常に選択されるわけではありません。

5誤り
介護支援専門員は、ケアマネジメントのすべてのプロセスを通じて、治療法の選択を患者自身に促すために、第三者的な立場からアドバイスすることもあります。利用者の尊厳を守り、利用者の心身状態や置かれた状況に応じた自立支援を行います。医学的な立場から治療法についての説明をするのは、医師の役割ですので誤りとなります。


【編集後記】

昨夜は、冒頭でも書きましたが、「ゼロ固めプログラム」がスタートしました。

45日間で、ゼロから基礎を作るためのプログラムです。

初めのオリエンテーションで、テストをしました。

受講生さんが、どれだけ基礎知識があるかどうかを見るためです。

自分が、どの分野が弱いのか?

現在地を知ること、まず、そこからスタートになります。


15日月曜日から始まりますよ。

ワクワクします。受験生だった頃を思い出します。

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第24回ケアマネ本試験 問題解説(保健医療サービス分野)問題32

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こんにちは

もう、2か月くらいなるかな?

電気温水器のシャワー圧が弱くて、温度設定をしているんだけど

設定温度より低くて・・

これから寒くなるから買い替えの時期が来たかと堪忍しました。

結構、するんですね、本体価格と工事代金が同じくらいとは・・

寿命だから仕方ない💦

見積依頼して、交換することにしました。


今日の問題は、

【問題32】高齢者の精神疾患について適切なものはどれか。3つ選べ。

1.精神症状は定型的でなく、訴えが多彩かつ曖昧なのが特徴である。

2.老年期の抑うつの背景要因としては、社会的役割の喪失などがある。

3.老年期うつ病は、1年後に半数以上認知症に移行する。

4.アルコール依存症の患者数に占める高齢者の割合は、近年急速に減少している。

5.老年期のアルコール依存症には、若年発症型と老年発症型がある。

答え【1・2・5】

1正しい
高齢者の精神疾患は、老年期に初発する精神疾患と若年期に発症したまま高齢期に達した精神疾患の二つがあります。

いずれの場合も加齢に伴う変化が深く関与しており、しばしば精神症状が定型的で、訴えが多彩かつ曖昧であるのが特徴です。


2正しい

老年期うつ病では、特に心気的な訴えが多くなり、めまい、しびれ、排尿障害、便秘などの自律神経症状が目立ちます。
気分の落ち込みよりも、不安、緊張、焦燥は目立ちます。

高齢者では、身体的な衰えや機能障害、慢性疾患への罹患、家族との死別、社会的な役割の喪失など身体的、社会心理的な要因のため抑うつが高頻度に見られます。

3誤り
老年期うつ病は、長引き治りにくいという特徴があります。
治りにくい要因としては、70歳以上の高齢、身体合併症、妄想がある場合、経過中に環境の変化や喪失体験が加わった場合、男性などがあります。
一部は、認知症に移行することがあります。
一年以内に、半数以上が認知症に移行するのは、余りにも極端すぎますね。
10人いたら5人が認知症に移行することになります。よって誤りになります。

4誤り
アルコール依存症の患者数は人口の高齢化と相まって、医療機関を訪れるアルコール依存症患者に占める高齢者の割合は年々増加しています。

老年期になると飲酒機会と飲酒量が減少します。

ところが、高齢になると
①体内の水分量の低下
②アルコール代謝酵素の低下
③中枢神経系のアルコール感受性の亢進などのために

若年者に比して酩酊効果が出やすく、身体的症状が生じやすくなり、アルコール依存になりやすいとされています。



5正しい
老年期のアルコール依存症は、①若年期に発症し老年期まで持続した若年発症型と②若年期には飲酒問題がなく、老年期になって初めて発症した老年発症型に分けられます。

【老年期のアルコール依存症の特徴】

離脱症状が遷延しやすい(アルコールの効果が減少しても深い気分、自律神経症状などが長く続く)

②糖尿病、高血圧などの身体合併症が高確率に出現する。

認知症うつ病を合併する割合が高い


【編集後記】

今日は、一粒万倍日、天赦日、大安 11月で一番いい日です。

何か始めようと思ったらとってもいい日ですよ。

ケアマネ受験勉強をスタートするのも良いですね。

新しいことにチャレンジする

ワクワクしながら、考えてみてくださいね。

「ついてる」って毎日 言ってみてください。

「ついてる」波動が寄ってきますよ。



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第24回ケアマネ本試験 問題解説(保健医療サービス分野)問題31

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こんにちは

今日は、「あさ一番にすることは」ということで

皆さんは、朝一番に何をされますか?

歯磨きして、顔を洗って、トイレに行って・・

何気なく無意識に動いているのではないでしょうか?

今日の問題は、

【問題31】認知症のケアや支援について適切なものはどれか。3つ選べ。

1.認知症施策推進大綱では、医療従事者等の認知症対応力向上の促進を図ることとしている。

2.認知症疾患医療センターは、地域の介護関係者等への研修は行わない。

3.認知症ケアパスとは、認知症の人の状態に応じた適切な医療や介護サービスの提供の流れを示すものである。

4.認知症初期集中支援チームは、警察と介護事業者や地域の関係団体が協力して認知症の人を探索する仕組みである。

5.認知症地域支援推進員は、認知症の人やその家族を支援する相談支援や支援体制を構築するための取組を行う。


答え【1・3・5】

※ポイント

*改正で認知症のことがあったので、出題されるのではと予想はしていました。

認知症施策推進大綱について把握している方は少なかったのではないでしょうか?

認知症にまつわる制度や社会資源など、今回は違う切り口でした。

*私のオンライン勉強会では、全て抑えた内容がズバリ出ました。

では、問題を見ていきたいと思います。

1.正しい。
認知症施策推進大綱は、「認知症は誰もがなりうるものであり、家族や身近な人が認知症になること等を含め、多くの人にとって身近なものとなっている。
認知症の発症を遅らせ、認知症になっても希望をもって日常生活を過ごせる社会を目指し、認知症の人家族の視点を重視しながら、「共生」「予防」を車の車輪として推進していく」ことを基本的な考え方としています。

こうした基本的な考え方に基づいて、五つの柱に沿って施策を推進しています。
1.普及啓発・本人発信、
2.予防、
3.医療・ケア・介護サービス・介護者への支援、
4.認知症バリアフリーの推進・若年性認知症の人の支援・社会参加支援、
5.研究開発・産業促進・国際展開、です。

具体的には、
①地域のなかでの医療・介護の支援ネットワークの構築 
認知症対応力向上のための支援 
③相談支援・支援体制構築等です。

2.誤り。
認知症疾患医療センターとは、認知症に関する詳しい診断、行動・心理症状(BPSD)や身体の合併症への対応、専門医療相談などを行う機関です。

かかりつけ医や介護・福祉施設地方自治体とも連携し、地域の中で認知症やその家族に、適切な専門医療を提供する役割を担っています。

具体的な役割として、
①専門医相談
②鑑別診断と治療方針の決定
③行動・心理症状(BPSD)・身体合併症への対応
④地域の関連機関との連携
⑤連携協議会・研修会の開催などがあります。


3.正しい
認知症ケアパスとは、「認知症発症予防から人生の最終段階まで、認知症の容態に応じ、相談先や、いつ、どこで、どのような医療・介護サービスを受ければいいのか、これからの流れをあらかじめ標準的に示したもの」

具体的には、
*医療やケアをどこで受けられるのか、
認知症カフェや相談拠点がどこにあるのかなどを明示する資源マップ
*その資源のなかでどのように在宅生活を支える認知症の医療・ケアを提供していくかの流れを示すものです。


4誤り。
認知症初期集中支援チームとは「複数の専門家が、認知症が疑われる人や認知症の人およびその家族を訪問し、観察・評価を行なったうえで家族支援等の初期の支援を行うチーム」です。

地域包括支援センターに設置されることが多いです。

訪問に先立ち、医師会と連携体制を構築し、かかりつけ医がいれば情報提供を受けてから訪問することが望まれます。

訪問は、保健師介護福祉士作業療法士社会福祉士などの国家資格有資格者で、かつ、原則、認知症初期集中支援チーム員研修を終了した医療職と介護職のペアで訪問し、アセスメントを行います。

設問では、警察と介護事業者や地域の関係団体が協力して認知症の人を捜索する仕組みであると言っていますので、これはSOSネットワークのことを言っていますので、誤りになります。

5正しい
認知症地域支援推進員は、地域包括支援センターや市町村、認知症疾患医療センターなどに配置されており、市町村に配置し、地域の支援関係間の連携づくりや、認知症ケアパス・認知症カフェ・社会参加活動など地域支援体制づくり、認知症の人やその家族を支援する相談業務等の役割があります。


【編集後記】

冒頭でも書きましたが、「朝一番にすること」

「忙しくて時間がない」

「色んな事が多すぎて時間がない」

という方が多いです。

まず、初めにその日にすることを決めることです。

車で何処かへ出かけるときは、カーナビで目的地を

設定すると思います。

ナビの指示通りに走っていれば、目的地に到着します。

所が、普段の仕事や生活の中に関して、カーナビのように

目的地を設定している人はいません。

目的地、目標になりますが、今日はこれをして

何処まで達成するかという事を考えながら

行動している方は、少数ではないでしょうか?

いつの間にか、時間がたって1日が終わる。

なので、「その日のやるべきことを決める必要がある」

同じ1日でも違ってくるのではないでしょうか?


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第24回ケアマネ本試験 問題解説(保健医療サービス分野)問題30

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こんにちは

ちょっと今日は、幼児がありまして遅くなりました。

ケアマネの合格発表まで22日(今日を入れて23日)

ドキドキされているかも知れませんが、

自分が取り組んできた勉強の結果です。

良くも悪くも原因は自分にあるということですね。


今日の問題は

【問題30】次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。

1.予定より早く目覚め、その後ねむれなくなってしまうことを熟眠障害という。

2.唾液には、口腔内の自浄作用がある。

3.誤嚥性肺炎の発症を防ぐには、口腔内の環境を整えることが重要である。

4.本人から訴えがなくとも、義歯が合わないなど口腔に何らかの問題がある場合は、歯科受診を検討する。

5.ヒートショックとは、暑熱環境における身体適応の障害によって起こる病態である。


【解答: 2.3.4 】

解説

1.誤り 熟眠障害ではなく、早朝覚醒の説明です。

不眠の種類には、入眠困難中途覚醒早朝覚醒、熟眠障害と4つあります。

早朝覚醒とは、予定より早く目覚め、その後眠れなくなってしまう。

熟眠障害とは、睡眠時間はある程度とれているが、眠りが浅く、スッキリと目覚めることができない。

不眠の原因としては、身体的、心理的、物理的、薬学的要因によって引き起こされます。

2.正しい
唾液は、主に耳下腺、額下腺、舌下腺という3つの大きな唾液腺から成人では、1日1000~1500mlほど分泌されます。

唾液の役割は主に5つあります。
1.自浄作用
2.消化作用
3.殺菌作用
4.緩衝作用
5.再石灰化作用があります。

自浄作用とは、唾液があることによって、歯の汚れを洗い流す作用のことです。
汚れを落とし、口臭や虫歯、歯周病を予防してくれます。

高齢者は、唾液の分泌量が減ります。
そうすると、唾液がもつ自浄作用抗菌作用が弱くなると、
口内の細菌が増え、口臭や口内炎が生じたり、
虫歯や歯周病になりやすい。

さらには、お口の中が清潔に保たれていないと、
誤嚥性肺炎など全身疾患リスクも高まります。

3.正しい
加齢とともに、筋力低下や知覚障害のため嚥下反射、咳反射などが低下・遅延し、
その結果、嚥下が上手く行かず誤嚥を引き起こします。

高齢者では、誤嚥があっても自覚されていない不顕性誤嚥が多くみられます。

誤嚥性肺炎は、口腔ケアの徹底(毎食後の口腔ケアが基本)、
夜間の胃食道逆流を予防するための頭部挙上などである程度予防することが可能です。
また、誤嚥を予防ためには嚥下機能評価と嚥下訓練が重要となります。

4.正しい
会話時に口臭がする、義歯があっていない等が分かることがあります。
食事内容を聞き取り、柔らかいものばかリ食べている場合には、
口腔に何か問題が推察されます。

明らかに口腔に問題がある場合には、
歯科受診の検討、その他専門職へ相談することが必要になります。

5.誤り ヒートショックの説明ではなく、熱中症の説明です。

ヒートショックとは、暖かい居間などから冷え切った脱衣場やお風呂に移動したり、熱いお湯につかることで、血圧が大きく変動し、心臓や血管などに負担がかかり、心疾患や脳梗塞などが起こりやすくなります。

入浴事故と血圧の変動は深く関係しています。
高齢者は、血圧の変動が起こりやすく、
体温の調節機能も低下、高血圧や糖尿病、動脈硬化、心疾患、脳卒中といった
疾患をもっている人は、入浴中の死亡のリスクの上昇との関連が深く、
特に注意が必要です。


【編集後記】

コラム

「行動」は、今やるかやらないか、すぐに決められます。

「行動」すれば、上手く行くかどうか分からないけれど

「行動」を起こしたという結果は残るのです。

「行動」をしたことが大切なのです。

その結果がどうであれ・・

ケアマネ試験を受けようと勉強した事は「行動」したと言う事

勉強方法に違いはあるけれど、「行動」した事には変わりない

その結果は、もうすぐ分る。

貴方が、もし、1点、2点、足りずに「合格」を

手に出来なかったとしても・・

来年、晩かいすればいい。

苦い思いを、バネに勉強法を見直すといいね。

そうすることで、来年は、「合格」手に入れられる

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第24回ケアマネ本試験 問題解説(保健医療サービス分野)問題29

f:id:keamane2021:20211012112556j:plain

おはようございます。

朝早く起きると、時間にゆとりができますね。

朝活で勉強会にも参加しましたよ。

生徒さんとのセッションしました。

詳しくは、今日の問題です。


【問題 29】 排泄について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 排泄のアセスメントでは、排泄場所がトイレの場合には、居室、廊下、トイレの温度や明るさを確認する。

2 排泄のアセスメントでは、排便については、 1 週間の回数のみを確認すればよい。

3 強い尿意とともに尿が漏れることを、腹圧性尿失禁という。

4 排泄の介助に伴い、家族は腰痛や睡眠不足などの身体的影響を受けることがある。

5 食事内容の確認は、排泄のコントロールに必要である。


【解答: 1.4.5 】

※ポイント

*介護現場で仕事をされている方は、「そうだよね」「これは違うよ」と選択できたのではないでしょうか?

*正解の選択肢を見て、なぜ? このアセスメントが必要なのか?を考えてみてくださいね。

*後々役に立ちますよ。


1.正しい

排泄場所が、トイレの場合は、トイレまでの一連の流れ(動線)を確認することで、何か問題点が見つかれば改善が必要になりますので、アセスメントにおいて重要ですね。

具体的には、

*居室からトイレまでの距離(近くにあるのか、あるいは、曲がり角があるのか)

*廊下の手すりの有無、廊下の明るさ、障害物の有無、

*廊下やトイレまでの温度差、(特に冬場注意が必要)、血圧が上がりますよね。

*夜間トイレに行かれる際には、足元等明るくないと転倒のリスク等考えられますよね。


2.誤り
その方の排便の周期、排便時刻、量、性状、便意の有無、失禁の有無
下剤の有無、排便のコントロール有無、食事量、水分量の確認等
色んな視点からアセスメントし、一定期間情報収集しないと分かりませんね。

設問の、排便については、1週間の回数のみ確認すればよいは誤りになります。

3.誤り
代表的な尿失禁④

*切迫性尿失禁・・強い尿意とともに尿が漏れる、頻尿、膀胱訓練

*腹圧性尿失禁・・咳やくしゃみ等で腹圧がかかり漏れる、女性に多い、骨盤底筋運動

溢流性尿失禁・・男性に多い、前立腺肥大など原因

*機能性尿失禁・・排泄機能に問題なく、認知症、麻痺の方、トイレが認識できない、トイレに間に合わない

設問は、切迫性尿失禁のことをいっていますので、誤りになります。


4.正しい
排泄の介助だけでなく、家族介護者さんは、介護の技術も知識の少なく、慣れない中で介護を行っています。

おむつ交換やトイレまでの付き添い、着脱介助が必要な方様々な方がいらっしゃると思います。

毎日休む暇なく、介護をして、腰、膝、肩等、身体的負担は大きいです。

夜間も介助が必要となると睡眠不足や慢性的疲労が重なり疲弊してしまいます。

家族介護者さんが、倒れたら様々な弊害が出てきますね。

利用者さんはもちろんのこと、家族介護者さんへ支援や配慮もケアマネさんの大事な役割になりますね。


5.正しい
食べたもの、飲んだものによって排泄状況は変わります。

1日2食しか食べない、水分は余りとらないとなると、出るものも出なくなります。

しっかりと食べれば、きれいな形の便が出ます。

水分量が少なければ、便秘になりコロコロ便になります。

食事内容(食物繊維の摂取)、必要な水分量などの確認は、排便コントロールに重要になりますね。


【編集後記】

今日の問題は、排泄についての問題でした。

アセスメントについて問われた選択肢があったと思います。

私たちは、日頃何も意識しないで排泄をしていると思います。

しかし、高齢者になると身体機能の低下、認知機能等

あらゆる機能が低下してきます。

どんなことを気を付けなければならないか? 

リスク管理は必要になります。

利用者さんの生活全般を見て情報収集し、

また家族介護者さんへの支援も必要ですね。

12月の「合格」発表後、皆さんが実務研修を

受講する際にケアプラン作成があります。

色々な角度からの視点で見て、問題点が出てきます。

その反面、未だ、出来ることも残っているんです。

如何に、利用者さんの出来ることを維持向上が

QOLの向上につながります。

利用者さんの望む暮らしの実現できるよう、

利用者さんの目線で考えて寄り添って

ケアプランを作成していきたいですね。


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