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第25回ケアマネ本試験 問題解説(介護支援分野)

こんにちは

昨日は、友人と一緒に映画を観てきました。

その映画は、4回目になりますが、毎回見る視点が違うんですよ。

受験勉強も同じなんですね。

編集後記でお話ししますね。


今日は、問題5 

問題5 介護保険の被保険者資格の取得及び喪失について正しいものはどれか。2つ選べ。

1. 医療保険加入者が40歳に達したとき、住所を有する市町村の被保険者資格を取得する。
2. 第1号被保険者が生活保護の被保護者となった場合は、被保険者資格を喪失する。
3. 入所前の住所地とは別の市町村に所在する養護老人ホームに措置入所した者は、その養護老人ホームが所在する市町村の被保険者となる。
4. 居住する市町村から転出した場合は、その翌日から、転出先の市町村の被保険者となる。
5. 被保険者が死亡した場合は、その翌日から、被保険者資格を喪失する。


※ ポイント

*被保険者の資格の得喪の問題は久しぶりですね。

介護保険の被保険者要件②

 第1号被保険者・・市町村の区域内に住所を有する65歳以上の者

 第2号被保険者・・市町村の区域内に住所を有する40竿~65歳未満の医療保険加入者

*資格を取得 原則:その日(当日)喪失:翌日です。

*例外当日に喪失するパターン②

 1.医療保険から外れた・・生活保護になった
 2.同一日に転出、転入した時

*住所地特例対象施設

これが理解できていれば、問題は解けたのではないでしょうか?

1.正しい
第2号被保険者の資格を取得は、40歳になったとき(民法で誕生日前日)となっています。

2.誤り
第1号穂保険者の要件には、住所と年齢だけで生活保護の有無は関係ありません。

よって、第1号被保険者が生活保護受給者であっても資格は喪失しません。


3.誤り
住所地特例の問題ですね。
介護保険は、地域保険ですんでいる市町村が保険者になりますが、住所地特例は、特例と付くので例外ですね。

入所する前の市町村から別の市町村の養護老人ホームに入居した場合の保険者は、入所する前の市町村が保険者になります。

【住所地特例対象施設】
介護保険施設
*特定施設
サービス付き高齢者向け住宅
*老人ホーム(有料、養護、ケアハウス)

4.誤り
資格を取得するのは、その日(当日)になります。

5.正しい
資格を喪失するのは、翌日ですね。

これは、例外はありません。


以上

解答:1.5


【編集後記】

同じ映画を何度も見て視点が変わると冒頭でお話ししました。

受験勉強も同じだと言いました。

それは、皆さん、受験勉強の中で過去問をすれば「合格」できると先輩に言われた方も多いのではないでしょうか?

過去問は、受験勉強において重要です。

しかし、やり方を間違えると落とし穴にはまります。

何回も解いて、そこから何を学ぶかです。

多くの受験生さんは、仕事しながら受験勉強をして、家事もして忙しいと思います。


肝心なところを忘れています。

ただ、やみくもに勉強しても時間の無駄になります。

今回の試験でも、基本的なところを問われています。

間違いの選択肢も明らかにわかり消去法で解けた人も多いと思います。

昨年、今年の試験で難しいと感じた方は、残念なことに基本的なことが理解不足です。


来年、リベンジをかけて今からコツコツと基本を学ぶことが大切だと感じます。

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