ケアマネ試験を頑張っている受験生へのブログ

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第25回っケアマネ試験問題解説(介護支援分野)問題25 事例3

おはようございます。


昨夜は、皆既月食でしたが皆さん見られましたか?

私は、皆既月食の時間を見過ごしてしまいましたが、仲間がラインで写真を投稿していたので後でみました。


日本で皆既月食の最中に惑星食が起こるのは1580年(土星食)以来、442年ぶりで、とても珍しい天体ショーだったのですね。


こんな、奇遇の時に生まれた私たちはラッキーですね。



今日の問題は、問題25 事例3 です。

問題25 一人暮らしのAさん(84歳 男性 要介護1)は、訪問介護を週1回利用している。認知症と診断されており、片付けができなくなったことに加え、先日は外出先で道に迷って警察に保護された。遠方に住む妹からは、「迷惑をかけるようなら施設に入るよう説得してほしい」との要望があった。Aさんは、「このまま家で気楽に暮らし続けたいが、銀行手続等の金銭管理が不安なので、介護支援専門員に管理をお願いしたい」と話している。この時点における介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1  Aさんとの信頼関係を大切にするため、金銭管理を引き受ける。

2  Aさんと妹の同意を得て、民生委員にAさんの最近の状況を説明し、見守りに関する対応を相談する。

3  Aさんに日常生活自立支援事業についての情報提供を行う。

4  妹の要望に応え、施設サービスの利用手続を始める。

5  Aさんの認知症の状態や生活状況についての再アセスメントを行う。


※ ポイント

*「金銭管理を引き受ける」これは、ケアマネさんはできません。

*利用者さんの意志を尊重しないような表現も誤りの選択肢が多いです。

*利用者さんの自己決定、自立支援重度化防止になるように、必要なサービスや社会資源の活用、住み慣れた地域で暮らせるようにサポートしていくことが大切ではないかと思います。


では、問題をみていきたいと思います。

1.不適切
ケアマネさんは、「金銭管理」をすることはできません。

日常的な金銭管理であれば、「日常生活自立支援事業」の利用、

又は

判断能力の程度により、「成年後見制度」を利用するなどがありますね。

トラブルのもとになりますので、金銭管理は、引き受けられませんので、不適切になります。


地域の社会資源や制度を知っておくといいですね。



2.適切
Aさん、妹さんの同意を得て、民生委員さんに相談するというのは、適切な対応ですね。


3.適切
1番で、説明していますね。



4.不適切
「妹さんの要望に応えて・・施設入所を説得してほしい」」というのは、Aさんの気持ちに寄り添っていませんね。

Aさん主体で、望む生活ができるように情報提供して、本人さんの自立支援に向けたサポートが適切かと思います。


5.適切
現在の認知症の状態を再アセスメントし、必要であればAさんの同意を得て主治医に状態を聴くことも再アセスメントする上で必要かもしれませんね。


よって解答は:2.3.5 になります。


*今回の事例問題をみてケアマネの実務につくと良くある事例ばかりだと思いました。
 
 現場で判断しないといけないとき、慌てずに冷静に対処できるようなケアマネさんになって欲しいと思います。



【編集後記】


昨日は、今年受験した生徒さんと2023年ケアマネ受験を受けられる生徒さんと一緒に勉強会をしました。


1時間で終わろうと思っていたけど、長引きました💦


何事も習慣化(継続)しないと成果は出ないので、続けられる工夫や効率よく時間を使う工夫をした体験記をお話ししてくれました。



皆さん、「いろいろな工夫をされていたのだなぁ~」と改めて思いました。

勉強会もちゃんとしましたよ。



まずは「目的」を明確にする。


「なぜ、ケアマネになろうと思ったのか?」動機ですね。


それぞれ皆さん違いがありますが、ここがしっかりと明確になっていれば、少々のことでは挫折しません。



そして目的を叶える「方法」を選択すること。

一生懸命勉強をしているのに、直ぐに成果(点数)としては、残念ながら出ません。



成長曲線というものがあって、ある程度の期間を過ぎると一気に伸びるのですが、多くの受験生はその途中で挫折してしまいます。



必ず「時差」があることを理解して、受験勉強を習慣化「継続」していくことが大切だと今年受験生もお話ししていましたね。


「一人では難しいけど、仲間がいて頑張れた」すごく大事です!


どんなにいい教材があっても・・・


どんなに優秀な先生がいても・・・


どんなにいい教室があっても・・・


この3つどれが欠けてもダメなんですよ。


同じ受験を目指す仲間がいる。


今年受験されたメンバーの皆さんは、とてもいい方ばかり・・・

素晴らしいメンバーでした。



2023年もスタートしていますので、お互いが助け合い、励まし合い、成長していけるメンバーを作っていきたいと思います。


「さくら福祉カレッジの講師の中で、私に出会えて良かった」とお話しがあったときには、涙があふれ出ました。


生徒さんを「合格」に導くために、個々に試行錯誤しながら頑張ってきたことが、伝わった瞬間でした。


自己採点では、皆さん全員基準点を大幅にクリアされています。


実は・・・「秘密の勉強法があるんですよ。」


2023年は、更にバージョンアップしますので、受験を考えている方は、受験相談からお気軽にどうぞ・・


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