ケアマネ試験を頑張っている受験生へのブログ

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第25回ケアマネ試験問題解説(福祉サービス分野)問題54 福祉用具貸与について

おはようございます。

昨夜は、講師仲間とZOOMで繋がり意見交換をしていました。

「人の手を振りほどかない」

人と人はいつも助け合って生きている。

いつも誰かに助けられているということに・・・

だからこそ、人とのつながり(仲間)の気持ちを大切にする気持ちを持ちたいですね。



今日の問題は、福祉サービス分野 問題54 福祉用具について


問題 54 介護保険における福祉用具について正しいものはどれか。 3つ選べ。

1 使用目的は,利用者の自立した日常生活の支援であり、介護者の負担軽減ではない。

2 貸与する際には、福祉用具専門相談員は,具体的なサービス内容等を記載した福祉用具貸与計画を作成しなければならない。

3 複数の福祉用具を貸与する場合には、通常の貸与価格から減額して貸与することができる。

4 入浴用いすなどの入浴補助用具は、特定福祉用具販売の対象となる。

5 取付工事の有無にかかわらず、手すりは福祉用具貸与の対象となる。


※ポイント
福祉用具貸与、特定福祉用具販売と住宅改修は、どちらかが出題されています。


それでは、問題をみていきましょう。

1.誤り
福祉用具を活用すれば、利用者の生活範囲の広がり(自立)と介護負担の軽減があります。


2.正しい
福祉用具貸与計画の作成】
第百九十九条の二
1.福祉用具専門相談員は、利用者の希望、心身の状況及びその置かれている環境を踏まえ、指定福祉用具貸与の目標、当該目標を達成するための具体的なサービスの内容等を記載した福祉用具貸与計画を作成しなければならない。


3.正しい
福祉用具の給付の適正化を図るため、国は、全国平均貸与価格について公表し、2018年10月から、貸与価格の上限を設定することになりました。

2015年度より、複数の福祉用具を貸与する場合、あらかじめ都道府県等に減額の規定を届けることにより通常の貸与価格から減額して貸与することが可能になりました。

4.正しい
福祉用具には、「貸与」と「販売」があります。

入浴や排せつなど直接肌に触れるものは、「販売」の項目になります。

特定福祉用具販売の対象となるもの

①腰掛便座

②自動排泄処理装置の交換部品

入浴補助用具入浴用いす、浴槽用の手すり、浴槽内いす、入浴台、浴室内すのこ、浴槽内すのこ、入浴用ベルト)

④簡易浴槽

⑤移動用リフトの釣り具の部分

⑥排泄予測支援機器(2022年4月より追加されました)


5.誤り
取付工事がいらないものは、「貸与」ですが、取り付け工事がいるものは、「住宅改修」になります。



よって、解答:2.3.4 になります。



【編集後記】

「わかったつもり」

ケアマネ試験受験対策コンサルタントをしていると、生徒さんとやり取りをするわけですが・・

問題を解いて、〇✕はわかる。

その問題のキーワードを聞くと・・しどろもどろで答えられない。


講師側は、分からなければわかるように説明しますが・・


生徒さん側は、聞いている受け身なのでその時はわかっているが忘れる。


そこで、大事なのは復習とアウトプットです。


誰かに教えられるくらい理解できてることが、本当に「わかった」ということだからです。

実は、これが・・


ケアマネ受験勉強で、講座に参加して学んでも点数に反映されない原因なんです。


「わかったつもり」という理解度だから実際に受験勉強で違う問題を解いた時に

あれ?この問題のキーワードは、何だろう?


どこの事を問いているのだろう?


と迷ってしまい、同じ問題でミスをしてしまいます。

まずは、全体像をつかんで、基礎土台を作り、そこから枝葉にいきます。



理解できていないから、同じような問題でも表現が変わると間違える。

だから点数が伸びない。

「わかったつもり」では、ケアマネ試験は、歯が立たないのは当然ですよね。

だからといって

「じゃあ全部理解できるまで勉強しなきゃ!」

なんて思うのも大間違い!


「わかったつもり」が「わかった」に変わるまでアウトプットすること!


しっかり意識していきましょう。



重要ポイントをしっかりと押さえることで、8割は得点できます。

しかしながら、独学でこれを押さえることは不可能です。


相当な時間がかかります。


2023年ケアマネ受験生へ

一人一人、環境も仕事も家庭事情も違いますので、個別性を重視しながらその方にあった勉強法を伝えています。


2023年初受験の方も2回目以降の方も真剣に取り組んで「合格」したいと願っている受験生を応援します。



私の生徒さんは、皆さん真剣に受験勉強に取り組まれていますので、試験に受かればラッキーと気軽に考えている方は、お断りしています。


少人数制で、受験生さんと真剣に覚悟をもって取り組んでいます。


受験相談を希望される方は、下記よりお申込みくださいね。


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