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第25回ケアマネ試験問題解説(福祉サービス分野)問題60 障害者総合支援法について

こんにちは

今日で、2022年ケアマネ試験問題解説が終了しました。

時々、お休みしてたので、当時の予定より遅くなってしまいましたが、今年のうちに解説が終わったことで、一区切りできたと思います。

皆さんに、読んで頂けたことに感謝いたします。

ありがとうございました。




問題 60 障害者総合支援法について正しいものはどれか。 3つ選べ。

1 その支援には、自立支援給付と地域生活支援事業が含まれる。

2 自立支援医療とは、育成医療、 更生医療及び精神通院医療である。

3 補装具費の支給は、 地域生活支援事業の一つである。

4 対象とする障害者には、難病の者も含まれる。

5 サービスの利用を希望する者は、 都道府県に対して支給申請を行う。

※ポイント

*障害者総合支援法の問題は、2019年に出題にされ3年ぶりですね。

定期的に出題されているのでポイントを押さえましょう!


それでは、問題をみていきましょう!


1.正しい
障害者総合支援法による支援は、大きく分けて自立支援給付地域生活支援事業で構成されています。

介護保険で言う、保険給付事業と地域支援事業とよく似ているイメージを持つと分かりやすいと思います。


2.正しい
自立支援医療は、心身の障害の除去・軽減するための医療について、医療費の自己負担を軽減する公費負担医療制度があります。利用者負担は、「応能負担」が原則です。

自立支援医療は、3つあります。

1.更生医療・・18歳以上の身体障碍者が対象(身体障碍者手帳の交付が必要)

2.育成医療・・身体障碍を有する18歳未満の障害児が対象

3.精神通院医療・・通院による精神医療が継続的に必要な精神障害者が対象
※入院されている方は対象外です。(過去に出題実績があります)


3.誤り
自立支援給付とは、介護給付費、訓練等給付費、地域相談支援給付費、計画相談支援給付費、自立支援医療費、補装具などの支給をいいます。

補装具費は、障害者総合支援法に基づく自立支援給付の一つになります。補装具の購入、借受けまたは修理に要した費用について支給されます。


4.正しい
対象とする障害者の範囲は、身体障害者知的障害者精神障害者発達障害者を含む)、難病(治療方法が確立していない疾病で一定の障害の程度にあるもの)です。


5.誤り
障害者総合支援法に基づく障害者福祉サービスの利用にあたっては、市町村から支給決定を受けなければなりません

支給申請は、市町村に申請を行います。

申請の流れは、介護保険とよく似ていますが、障害支援区分認定調査項目は、80項目あります。


よって解答:1.2.4 になります。



【編集後記】

優先順位を決めよう!


これは、どういうことかと言うと・・

今朝9時にブログをアップしる予定でしたが、緊急でないことに意識が行ってしまい遅くなってしまいました。


皆さんも、1日、または1週間で自分のスケジュールを管理していると思います。


最も優先順位が高い緊急性があるものを先に片づけるということです。

重要でない、緊急でないことを先に優先してしまうと私と同じことが起きます。

仕事をする上でも、受験勉強でも同じです。

毎日の勉強時間は、確保して習慣化する事はもちろんですが、介護保険の基礎部分が出来ていないのに過去問を解くというのはあまりお勧めしません。


同じ勉強をしても「苦しい勉強」になって続かなくなります。


基礎部分がしっかりとできていると問題を解いても「楽しく勉強」ができます。


あなたは、どちらが良いですか?


基礎部分と言われてもピンとこない方も多いと思います。


介護保険の全体像を把握するということです。


難しい~、暗記なんてしたくないと思ったあなたは危険信号です!



2023年ケアマネ受験勉強をいかに、楽しく便きぃう習慣をつけ、基礎知識を定着させ、問題を読む力をつけるかが、「合否のカギ」です。


2023年初受験の方も2回目以降の方も真剣に取り組んで「合格」したいと願っている受験生を応援します。


私の生徒さんは、皆さん真剣に受験勉強に取り組まれていますので、試験に受かればラッキーと気軽に考えている方は、お断りしています。


少人数制で、受験生さんと真剣に覚悟をもって取り組んでいます。

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